スクワット・デットリフト・30m走は球速と相関する

こんにちは、BBTips(ベースボールティップス)です。

 

今日は論文の紹介です。

 

野球の投球速度・バットスイング速度に影響をもたらす体力因子

http://ir.iwate-u.ac.jp/dspace/bitstream/10140/324/1/jcrc-n5p53-62.pdf

 

 

この論文によると、スクワットの1RMの重量とデットリフト・パワーと30m走のスピードは球速と有意に相関するということです。

 

純粋に球速を上げたい場合、下手に長距離のランニングを行ったり、ピッチング練習を多量に行うのではなく、スクワットとデットリフト、30m走をすることで下半身の筋力を高める方が効率的かもしれません。

 

ちなみに1RMとは、1回だけ挙げることができる重量をさします。なので、スクワットの最大筋力ととらえて良いでしょう。

 

デットリフト・パワーは60kg×10回のデットリフトのスピードで判定しているようです。

 

まとめると、速い球を投げたければ、体力面ではスクワットの最大筋力、デットリフト・パワー、30m走のスピードを高める練習をする必要があるということでしょう。

 

逆にこれらの能力を下げるような練習をしてしまうと、球速が落ちる危険があるということですから気を付けましょう。

 

 

また、スイングスピードに関しても、スクワット、デットリフト・パワーは相関が強いようです。

 

では、