甘く入って徐々に広げる
こんにちは、BBTips(ベースボールティップス)です。
ストライクゾーンは覚えましたか?
今回はストライクゾーンの使い方です。
投球時に打者に打たれたくないとは誰もが思いますよね。
その気持ちから、甘いコースに投げたくないと多くのピッチャーが考えています。
しかし、プロ野球トップクラスの投手はそうは考えていないようです。
プレミア12はご覧になったでしょうか?
大谷翔平投手や前田健太投手といったトップレベルの投手が投げていましたね。
彼らの初球をよく見てください。
厳しいコースから入っているでしょうか?
ストライクを取りに行っているときにぎりぎりを狙っているでしょうか?
もちろん、ピンチのときはそうやって投げているでしょう。しかし、トップレベルといっても彼らも人間です。1試合100球も投げれば、全てぎりぎりのゾーンを狙うのは難しいです。
つまり甘い球を使っているのです。
1球目のストライクは特に多いです。
甘めのコースでタイミングを外す。
それから厳しいコースに広げていく。
これができれば無理に全球厳しいコースに投げなくても、打者から見れば「初球打てばよかった。2球目こそ打とう。」ということになります。
そうやってピッチャー有利の状態に持っていくのです。
プロの選手はこういったことがうまいです。
ぜひ真似してしまいましょう。
いかに厳しいコースで勝負するかではなく、いかに甘いコースで勝負するか。
こういう風に考えてみても面白いかもしれませんね。