ストレングストレーニングの効果
こんにちは、BBTips(ベースボールティップス)です。
・・・ストレングス(筋力)トレーニングについて・・・
ストレングストレーニングの目的
様々な条件において必要となる筋の諸機能を改善すること
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肩のトレーニングをして怪我を防ごう
こんにちは、BBTips(ベースボールティップス)です。
ピッチャーの皆さん、肩周りのトレーニングをしているでしょうか?
肩を鍛えることは投球時の安定感を高めるだけでなく、怪我の防止にもつながります。
ピッチャーは肩を鍛えない理由はないと言えるでしょう。
しかし、やり方を間違えると大きな筋肉をつけすぎてしまい、可動域を狭めてしまって投球速度が遅くなってしまったり、ケガ防止のために付けたはずの筋肉が怪我を招いてしまうこともあるのです。
では、どのようなトレーニングが有効なのでしょうか?
このような研究があります。
オーバーヘッドでの投動作を行う選手の ための「バリスティック・シックス」プラ イオメトリックトレーニング
https://www.nsca-japan.or.jp/22_member/database/backnumber/vol_12/12_4/12(4)26-30.pdf
ここで書かれているバリスティック・シックスと呼ばれるトレーニングは、ピッチャーの肩のトレーニングとして実際に効果が出ているとされている方法です。
下手に自分なりの方法を試す前に、バリスティック・シックスを行ってみることをオススメします。
「守破離」という言葉もあります。結果の出ていることをして、速く結果を出していきましょう。
スクワット・デットリフト・30m走は球速と相関する
こんにちは、BBTips(ベースボールティップス)です。
今日は論文の紹介です。
野球の投球速度・バットスイング速度に影響をもたらす体力因子
http://ir.iwate-u.ac.jp/dspace/bitstream/10140/324/1/jcrc-n5p53-62.pdf
この論文によると、スクワットの1RMの重量とデットリフト・パワーと30m走のスピードは球速と有意に相関するということです。
純粋に球速を上げたい場合、下手に長距離のランニングを行ったり、ピッチング練習を多量に行うのではなく、スクワットとデットリフト、30m走をすることで下半身の筋力を高める方が効率的かもしれません。
ちなみに1RMとは、1回だけ挙げることができる重量をさします。なので、スクワットの最大筋力ととらえて良いでしょう。
デットリフト・パワーは60kg×10回のデットリフトのスピードで判定しているようです。
まとめると、速い球を投げたければ、体力面ではスクワットの最大筋力、デットリフト・パワー、30m走のスピードを高める練習をする必要があるということでしょう。
逆にこれらの能力を下げるような練習をしてしまうと、球速が落ちる危険があるということですから気を付けましょう。
また、スイングスピードに関しても、スクワット、デットリフト・パワーは相関が強いようです。
では、
甘く入って徐々に広げる
こんにちは、BBTips(ベースボールティップス)です。
ストライクゾーンは覚えましたか?
今回はストライクゾーンの使い方です。
投球時に打者に打たれたくないとは誰もが思いますよね。
その気持ちから、甘いコースに投げたくないと多くのピッチャーが考えています。
しかし、プロ野球トップクラスの投手はそうは考えていないようです。
プレミア12はご覧になったでしょうか?
大谷翔平投手や前田健太投手といったトップレベルの投手が投げていましたね。
彼らの初球をよく見てください。
厳しいコースから入っているでしょうか?
ストライクを取りに行っているときにぎりぎりを狙っているでしょうか?
もちろん、ピンチのときはそうやって投げているでしょう。しかし、トップレベルといっても彼らも人間です。1試合100球も投げれば、全てぎりぎりのゾーンを狙うのは難しいです。
つまり甘い球を使っているのです。
1球目のストライクは特に多いです。
甘めのコースでタイミングを外す。
それから厳しいコースに広げていく。
これができれば無理に全球厳しいコースに投げなくても、打者から見れば「初球打てばよかった。2球目こそ打とう。」ということになります。
そうやってピッチャー有利の状態に持っていくのです。
プロの選手はこういったことがうまいです。
ぜひ真似してしまいましょう。
いかに厳しいコースで勝負するかではなく、いかに甘いコースで勝負するか。
こういう風に考えてみても面白いかもしれませんね。
ストライクゾーンって知っていますか?
こんにちは、BBTips(ベースボールティップス)です。
ストライクゾーンって知っていますか?
当たり前だと言われそうですね。
しかし、ストライクゾーンをきちんと言葉で言える人はあまり多くないと思います。
野球を始めたばかりのころに私が言われたストライクゾーンは「肘から膝まで」でした。
確かに大体あっていますが、、、
子どものころから野球をやっている人ならおそらくこんな風にストライクゾーンを足得られたと思います。
子どもに細かくいってもしょうがないですからね。
けれど、高校生以上のレベルの選手、指導者がこうやってストライクゾーンを覚えているのは危険です。
感覚的にわかっていても、それは自分にしか当てはまらないからです。
ほかの人を見たときにその人のストライクゾーンが正確にわからなければ本当に重要な1球でミスをしてしまうかもしれません。
では、ストライクゾーンとは?
「肩上部とユニフォームのズボンの上部との中間点に引いた水平のラインを上限とし、ひざ頭の下部のラインを下限とする本塁上の空間をいう。
このストライクゾーンは打者が投球を打つための姿勢で決定されるべきである。」
こうなっています。(2015年11月24日)
投げるにも打つにもこのストライクゾーンは重要になります。
ぜひ覚えて活用していきましょう。